読みながら、ワークシートに書きこもう!
着なくなった衣類で世界を救う!?
『古着deワクチン』について研究しよう!!
『古着deワクチン』ってなに?
『古着deワクチン』は、着なくなった衣類を送ることで、おうちの中がスッキリ片付くだけでなく、地球のゴミを減らし、世界の子どもたちにワクチンを届けたり、お仕事を生み出したりできる、世界中のみんなにやさしい仕組みです。SDGsの9つの目標達成に貢献できるよ。
『古着deワクチン』は、どんな人の仕事を生み出している?
『古着deワクチン』で使われる専用回収キットは、日本全国の福祉作業所で梱包・発送されています。ここでは、障がいがある人たちが働いていて、この仕事が自分らしく働くきっかけになっています。
集まった衣類は、千葉県木更津市の「古着deワクチンセンター」でしっかりチェックします。ここでは、フィリピン人の女性たちが中心になって働いています。この仕事を通じて、安心して日本で暮らせるようになった人もいます。
チェックが終わった衣類は主にカンボジアへ送って、「カンボジア直営センター」で販売したり、さらに他の国へ送ったりしています。「カンボジア直営センター」では、現地のポリオの障がいがある人やストリートチルドレンだった若い人たちが働いています。
『古着deワクチン』の活動は、日本でも外国でも、いろんな人の仕事を生み出しているんだ。そして、その仕事を通じて、自立(自分の力で生活できるようになること)を応援しているんだよ。
考えてみよう!
- • 着なくなった衣類が、だれかの「働くきっかけ」になるって知ってどう思う?
- • 大きくなったら、どんな仕事がしてみたい?
『古着deワクチン』は、地球にもやさしい取り組みなんだ!
『古着deワクチン』の仕組は、地球を守ることにもつながっています。
衣類を捨てずにほかの誰かに使ってもらうことで、 衣類を燃やしたり地面に埋めたりすることによる環境への悪い影響を少なくできます。
合成繊維の衣類を無駄に捨てずに長く使うことで、海に流れるマイクロプラスチックを減らすことにもつながります。
世界では衣類が作られすぎて、買われずに捨てられることもあります。リユースする人が増えれば、作りすぎを減らせて、水やエネルギーなどの資源を守り、CO₂(温室効果ガス)を減らすことにつながります。
考えてみよう!
- • 地球を守るために、あなたが今日からできることは何だろう?
『古着deワクチン』が寄付をしているポリオワクチンとは?
→「古着deワクチン」を注文するだけで、ラオス政府保健省を通じて子どもたちにポリオワクチンが届けられ、一口につき5人の命を救うことができま
す。
ポリオってどんな病気?
ポリオ(正式には急性灰白髄炎)は、ウイルスが原因で起こる感染症で、特に小さな子どもがかかりやすい病気です。多くの人は発熱や喉の痛みなど軽い風邪のような症状で終わりますが、一部の人では、手足の筋肉が動かなくなってしまうこと(麻痺)があります。麻痺は一生治らないこともあるので、とても怖い病気です。
どうすれば防げるの?
いちばん大切なのは、ワクチンを打つこと!ポリオはワクチンでほぼ100%防げる病気です。日本では赤ちゃんのときにワクチンを打つことで、ほとんどの人が守られています。しかし世界には、まだポリオワクチンを十分に受けられない子どもたちがたくさんいます。『古着deワクチン』では、着なくなった衣類を届ける回収キット販売で得られたお金で、子どもたちにワクチンを届けて命を守るお手伝いをしているんだよ。
どんなワクチンを寄付しているの?
日本ではポリオの予防には注射タイプの「不活化ワクチン(IPV)」が主に使われていますが、『古着deワクチン』では飲むタイプの「生ワクチン」を開発途上国へ寄付しています。ポリオの生ワクチンは、子どもたちが飲んで使います。開発途上国では医療の整っていない地域もありますが、飲むワクチンなら簡単に使えて、より簡易に多くの子どもたちに飲ませてあげることができ、たくさんの子どもたちを助けることができます。
考えてみよう!
- • 日本では予防できる病気が、他の国では子どもたちを苦しめているんだ。このことを知って、どう思うかな?
『古着deワクチン』のサイトで調べてみよう!
「古着deワクチン」は、もう着なくなった衣類を送ることで、世界の子どもたちにワクチンを届けられるしくみです。届いた衣類は、海外でリユースされて販売しています。海外で衣類が売れると、一点につきポリオワクチン一人分を寄付します。「古着deワクチン公式サイト」を見て、くわしく調べてみよう!
調べてみよう!
- • 『古着deワクチン』はこれまでに何人分のワクチンを寄付して、何着分の衣類を再利用したかな?
おうちの人と
「古着deワクチン」
で着なくなった
衣類を送ってみよう!

まずは家族でさがしてみよう!
ほかにも・・・
おじいちゃんおばあちゃんの家や、御近所で着なくなった衣類をどうしていいか困っている人もいるかもしれないね。ここで学んだことを教えてその衣類が「誰かの助けになる」ことを伝えてみよう!

使える?使えない?仕分けしよう!

ワークシートに書こう!
家族の感想や思い出話も、ぜひメモしてみてね。

「古着deワクチン」に申し込み→衣類回収袋に入れて発送!
見つけた衣類を衣類回収袋に入れて、フタを閉じたら準備完了!
衣類回収袋には、絵を描いたり、メッセージを書いたりしてもOK!
気もちをこめて送ってみよう。
気をつけてほしいことがあるよ。送れるものと送れないものがあるので注意しよう。たとえば、汚れや破れがひどいもの、下着や着物などは送れないよ。詳しくは公式サイト(https://furugidevaccine.etsl.jp/about/)でチェックしてね。送る日付を決めたら、佐川急便のドライバーさんが衣類回収袋を取りに来てくれるよ。
保護者の方へ
「実家にたくさん衣類があるけれど、なかなか話題にしづらい…」と感じたことはありませんか?
この自由研究で、お子さまと一緒に「社会貢献」という視点から取り組むことで、「SDGsの考え方」をご家族にも自然に受け入れていただきやすくなります。
古着deワクチンは「片づけ=処分」ではなく「次の誰かに届ける」温かいストーリーがあることを伝えることができる、モノにも人にもやさしい、新しい片づけのカタチです。