読みながら、ワークシートに書きこもう!
衣類って、どんなふうに
地球や世界とつながっているの?
今着ている衣類は、どうやってできたか知ってる?
衣類は、作るときにもたくさんの水や電気やガスなどのエネルギーを使っているんだ。
衣類が捨てられると、ゴミとして燃やすときに
地球を汚すCO₂(温室効果ガス)を出してしまうんだ。
悲しいことに、まだ着られる衣類も、たくさん捨てられているんだよ。
日本で捨てられている衣類の量は、どのくらい?
日本では、着なくなった衣類のほとんどがゴミとして捨てられ、燃やされたり地面に埋められたりしています。その量はなんと1年間で約45万トン!
これは、1年間毎日大きなトラック約120台分の衣類を、燃やしたり、地面に埋めたりしているということになります。
ヨーロッパの国では、着なくなった衣類をリユース(くり返し使う)したり、リサイクル(資源として生まれ変わらせる)したりすることが、日本よりももっと盛んに行われています。 しかし日本では、まだ着られるきれいな衣類もたくさん捨てられていて、その多くがそのまま燃やされたり地面に埋められたりしてしまっているのです。
考えてみよう!
- • 日本で捨てられている衣類の量を知って、どう思うかな?
- • まだ使える衣類が捨てられてしまうのは、なぜだろう?
どうしてたくさんの衣類が捨てられてしまうの?
日本では、まだ着られる衣類も含めて、毎日たくさんの衣類が捨てられています。
それにはいくつかの理由があります。
ファストファッションの広まり
流行がどんどん変わる
しまう場所が足りない
すぐにダメになる衣類も多い
リサイクルの仕方がわかりにくい
つい買ってしまう
調べてみよう!
- • おうちには、もう着られないけど、そのまましまっている衣類はあるかな?考えてみよう!
- • モノを買う時、それが本当に必要か考えて買っているかな?
- • 衣類を無駄にしないために、おうちでできることは何があるかな?
衣類を捨てると、地球にどんな影響があるの?
ぼくたち・わたしたちが着ている衣類。いらなくなったら捨ててしまうこともあるけど、その行動が、地球の環境に大きな影響を与えているんだ。
地球がどんどん暑くなる![地球温暖化]
土や水が汚れてしまう![地球温暖化]
衣類を作るときにも、たくさんの水やエネルギーが使われています。
合成繊維の衣類は、洗濯の度にマイクロプラスチックが海に流れてしまうこともあるんだよ。
調べてみよう!
- • 地球温暖化で、今起きていること・これから起きるかもしれないことを、他にも調べてみよう。
- • マイクロプラスチックが自然や動物たちにどんな影響を与えているか調べてみよう。
考えてみよう!
- • 衣類を捨てることで、地球の未来はどうなってしまうだろう?
寄付した衣類が、誰かを困らせてしまうこともあるの?
日本では、着なくなった衣類を「開発途上国」とよばれる経済発展の途上にある国に送ることがあります。
「身近なものを活かし、工夫して暮らす人々は衣類をもらって嬉しいはず」と思うかもしれません。
でも、一方的にたくさんの衣類を送ってしまうと
・現地の人が作っている衣類が売れなくなってしまう。
・着られない衣類や再利用が難しい衣類がゴミとしてたくさん残ってしまう。
・現地の人が「いらないものを押し付けられた」と感じてしまうこともある。
せっかくの「やさしい気持ち」でも、やり方によっては、困らせてしまうことがあるんだね。
考えてみよう!
-
• あなたは、着なくなった衣類をどうしたい? それはなぜ?
(例:ゴミにする/家族に譲る/リサイクルに出す/寄付するなど) - • 衣類を寄付したら、相手の国でどんなことが起こるか想像してみよう。
- • 「相手の気持ちになって考える」と、どんなことに気をつけたらよいと思う?
着なくなった衣類、どうする?
みんなの家にも、サイズが小さくなってしまった衣類や、もう着なくなった衣類があるかもしれません。そんなとき、あなたならどうしますか?
どれも間違いではありません。でも、それぞれに良いところや、気をつけたいことがあります。
たとえば、捨ててしまうとゴミが増えて地球にやさしくないかもしれません。
だけど、リユースしたり、だれかに譲ったりすれば、モノを大切にすることにつながります。